将来の建替えまでに大地震でも倒壊しないよう、
ピロティ柱をSRFで補強した事例。
期待される効果として、既存の柱5本をSRF工法で耐震被覆することで、偏心ピロティ構造により変形の集中する柱の軸圧潰を防止し、1階部分の層崩壊を防ぐことができる。 さらに、前記柱の耐震被覆により、建物全体の震動低減効果も期待できる。(ピロティは、地震時の変形がほぼ1階に集中する結果、2階以上が剛体的に変位するので、柱が破壊しなければ、揺れが小さく収まる。従って、SRF工法でピロティ柱を補強することでピロティでない建物に比べて上層階の震動が小さくなる。)
建物名称 | ライオンズマンション赤坂 |
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所 在 地 | 東京都港区赤坂 |
用 途 | 共同住宅、店舗 |
補強概要 | SRF柱補強 5本 |
設計指標 | If値(倒壊危険度) |
工 期 | 2015年2月~2015年3月 |
設 計 者 | SRF建設株式会社 |
施 工 者 | SRF研究会会員 |